HearとListenの違い 〜「聞こえること」と「聞くこと」

今日は「聞く」という意味の基本単語、 "hear"と"listen"をピックアップしたいと思います。

スポンサーリンク

この二つの違いは"see"と"look"の違いにとても良く似ています。(seeとlookに関する記事はこちら:https://walk-english.com/2022/06/10/seeandlook/

意図しなくても目に入って来て見えるものには全て"see"が使えるのに対して、"look"は意図的に見た場合にしか使えません。

同じように、"hear"は偶然でもなんでも耳に入って来て聞こえたことには全て使えます。

例えば、

"I accidentally heard what he whispered..." (彼が囁いてたことを偶然聞いてしまった…)

対して、"listen"は自分が意図して「聞く」必要があります。

"I tried to listen to what the teacher is saying." (先生が話していることを聞こうとした)

これはOKですが、

"I accidentally listened to what he whispered..." 

意味は通じますが、ちょっと違和感があります。

ただし、最初は偶然聞こえてしまったものの、その後は意図的に聞いた、というニュアンスで使うならOKです。

より偶発的な「聞こえる」には"hear"を、意図的な「聞く」には"listen"を使えばいいというわけですね。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です