【ドラマで覚える英語フレーズ】ドラマCastleのネイティブらしいフレーズ“they had every reason to be”の意味と使い方

こんにちは、Sherriです^^

今回取り上げる“they had every reason to be”というフレーズは、アメリカのミステリードラマCastleの中で登場します。

このドラマは刑事ケイト・ベケットとミステリー作家リチャード・キャッスルが様々な事件を解決していくというストーリー。

生真面目な性格のベケットと、少しおちゃらけたキャッスルが時にはコミカルに、時には真剣に事件を解決していきます。


今回はそんなCastleより “they had every reason to be”というフレーズをピックアップしました。

このフレーズは、凍りついた遺体が見つかるという事件の捜査の中で登場します。

実はこの被害者は五年も前に行方不明になっていたことが判明します。

そして、被害者の両親は当時行方不明になった娘の捜査を担当した刑事に不満をもっていることがわかります。

そんな両親の思いについてのベケットの感想が今日のフレーズ。

“they had every reason to be”

それでは意味を見ていきましょう。

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“they had every reason to be”の意味とは?

直訳すると「彼らはそうなるための全ての理由を持っていた」

和訳すると持って回ったような言い回しになりますが、つまりはご両親の不満には十分な理由がある、という意味です。

実際、被害者が行方不明になった当時捜査を担当した刑事は、上辺だけの杜撰な捜査をしていました。

ご両親が不満を持つのは当然だったということですね。

この “every reason to be”という言い方はネイティブの会話の中でたまに登場する言い方です。

何かについて、そうなるに至った、あるいはそう考えるに至ったのは至極当然だ、そのための理由は十分だ、というニュアンスで使われます。

「そのための理由は全て揃っている」ということです。

そして、「全ての理由がある」というのはつまり、「そのための理由は十分だ」という意味なのですね。

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使用例から学ぶ使えるシーンとは?

では実際にこのフレーズはどんなシーンで使えるでしょうか。

今回のケースのように誰かが不満を抱いていて、それに値する十分な理由がある時はもちろん、

「疑うに足る」「信じるに足る」「怒るに足る」など、様々なシチュエーションで使うことができます。

実際に使ってみた

A: “No one had their homework done and no one was sorry for that, and even more, no one was even listening during the class. So the teachers were really mad.”

(誰も宿題をやってなくて、誰もそのことを反省してなくて、さらには誰も授業を聞いてなかったの。それで先生たちがすごく怒ってた)

B: “Seems like they had every reason to be.”

(怒るに足る十分な理由があったように感じるね)

“had every reason”の例文

さて、この言い回しをもう少し応用してみたいと思います。

“had every reason”というフレーズを使った例文を見てみましょう。

例①やらない理由

A: “I had every reason not to do my homework.”

(宿題をしない理由が山ほどあったんです)

B: “And I hope those reasons will convince me.”

(それらの理由が私を説得できるといいけどね)

このように、自分が何かをしないのには正当な理由があったと言いたい時にも使えます。

もちろんこのフレーズで相手を説得できるかは別問題ですが…笑

例②呼ばない理由

A: “Why did she leave me out?”

(なんで私を除け者にしたんだろう?)

B: “Well she had every reason to do so. Because you always make fun of her.”

(理由は十分あるよね。いつもあの子のことからかってるじゃない)

こんな風に、何かをすることに十分な理由がある、と言いたい時にも使えます。

ちょっとこなれた感じがしますね。

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まとめ

というわけで今回はドラマCastleより “they had every reason to be”という言い回しをピックアップしました。

何かについて、「十分過ぎる理由がある」と言いたい時にこのフレーズをさらっと使えるとちょっとかっこいいですよね笑

ぜひ使ってみてください^^

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