アメリカの学校〜日本とはちょっと違う学校行事2
こんにちは、高校時代をアメリカで過ごしたSherriです。
以前の記事(https://walk-english.com/2022/07/29/school-events/)では、ダンスパーティや、卒業式、修学旅行などのオーソドックスなアメリカの学校行事について書きました。
今回はもうちょっと特殊な、日本ではあまり見ないタイプの学校行事を二つ紹介したいと思います。
あくまで私の通っていた高校のイベントなので、そこはご了承ください!
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Table of Contents
World Fair
世界各国の文化を紹介し合うイベントです。
私が通っていたAdlai E. Stevenson High Schoolには、白人の他、アジア人、ヒスパニックや黒人の方など様々な人種の人が通っていました。
ちなみにスティーブンソン高校についてはこちら: https://walk-english.com/2024/02/22/stevenson/
そんな多様な生徒自身が主催して、お互いの文化を紹介し合うというのがWorld Fairというイベントでした。
World Fairの目的
World Fairを主催する生徒団体Diversity Councilは、以下の通り全ての文化、人種、人々を受け入れ、歓迎することを推進しています。
Diversity Council (DivCo) promotes the acceptance and celebration of all cultures, races and people. We seek to make our school and community a welcoming and respectful environment for all students.
Diversity Council | World's Fair (DivCo), https://www.d125.org/student-life/activities/clubs/world-cultures/diversity-council-worlds-fair-divco
そんな活動の一つが今回紹介するWorld Fair。とてもオープンな雰囲気で、肌で多様性が感じられるイベントです。
文化紹介ブース
基本となるのが文化紹介のブース。
自由研究みたいな感じで調べたことや紹介したいことをブースで発表します。
どんな内容を発表したかまでは覚えてませんが、自国のスポーツのことだったり、祝日やお祭りについて、その他文化のことなどなんでもOKです。
ブースでは他にもその国の食べ物を売っていたり、服も民族衣装を着ていたり、簡単なアートをしてくれるところなんかもありました。
現地の方が作っているその国の食事は意外とレアなので楽しかったですね!
伝統芸能のパフォーマンス
ブースとは別に、その国の伝統芸能を舞台でパフォーマンスする機会もありました。
私も在学時は同じ日本人の友達とソーラン節を練習して発表したりしていました。アメリカの学校では文化祭や体育祭がないので、その分このWorld Fairで楽しみました。
踊りだけでなく、さまざまな楽器で参加している人もいました。
多文化によって織りなされるこういうイベントを経験すると、アメリカってやっぱり他民族国家だな〜としみじみ感じます笑。
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Odyssey
こちらもかなりオススメのイベントです!
スティーブンソン高校のホームページではOdysseyを以下のように紹介しています。
Odyssey is Stevenson High School's biennial arts festival where students attend a variety of curated performances and creative hands-on workshops during two school days in February. Odyssey features over 200 professionals in dance, music, performing, visual, and media arts. These artists, educators, and performing groups teach, inspire, entertain, and encourage students to think creatively throughout their time at Stevenson and beyond.
引用:Odyssey, https://www.d125.org/academics/academic-divisions/fine-arts/odyssey
簡単に言うとOdyssey というのは2日間の特別な学びのプログラムです。
通常の授業とは全く異なる多種多様なクラスが提供されます。
200名以上のダンスや音楽、パフォーマンスやアートのプロフェッショナル陣が講師となり、ワークショップなどを通して生徒がクリエイティブに学ぶ機会を与えられます。この時得た経験を通して、スティーブンソン高校で、またそれ以降も創造的に考えられる人材の育成を目指しています。
実際にはどんなプログラムがあるの?
提供されているクラスは多種多様です。
シンプルにプロのアーティストの公演を視聴するというものもありますが、ダンス・撮影・デジタルアート・フォトグラフィ・指揮・歌・演劇・衣装・カリグラフィー…などなど、様々な分野のワークショップを通して、あらゆる分野の内容を味見することができます。
私は音楽の分野に興味があったので、指揮のワークショップを受けました。
ちなみに、ちょっとアメリカらしい遊び心に溢れた選択肢として、「ワイルドカード」というものがあります。これを選ぶとランダムで三つの公演と五つのワークショップが割り当てられます。新しい自分を発見したい方にはオススメ…かも!?
学び大好きな私にとっては夢のような2日間でした。
しばらく前から受講受付が始まるのですが、配布される冊子を見て何を受講しようかと何日もニヤニヤしてました笑
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まとめ
今回は一風変わったイベントとしてWorld FairとOdyssey を紹介しました。
どちらも、多国籍で、自由を重んじるアメリカらしさの出ている学校行事だったのではないかと思います。
もしアメリカの高校でこういった行事に参加する機会があれば積極的に楽しんでみてください!