名言に学ぶ英単語〜偶然性を表す"chance"の意味と用法を解説!
さっそく今回の名言を見ていきます。
学びとは偶然に得られるものではありません。情熱と不断の努力をもって、自ら学ぼうと求めなければなりません。
[原文]
Learning is not attained by chance, it must be sought for with ardor and attended to with diligence.
出典: 人生が変わる「言葉」に出会えるkotopawa名言、「アビゲイル・アダムズの名言」、http://kotopawa.com/s/aphorisms/detail/4640
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アメリカの二代目大統領ジョン・アダムズの妻、アビゲイル・アダムズの一言です。
学びというのは偶然によっては得られず、努力と情熱によって得られるのですね。
さて、ここでの"chance"の用法に着目します。
「チャンス」と言うと、何かの「機会」と考えることが多いのではないでしょうか?
もちろんその意味でも"chance"は使えますが、今回は「偶然性」を表す単語として使用されています。
ある事項が偶然、意図が介入することなく自然発生する様子を"by chance"で表現できるのです。
ちなみに、同じく「偶然性」を表す単語として他には"accidental"や"coincidental"があります。
"accidental"は「意図が介入していない」ことを表し、
"coincidental"は偶然の中でも特に「奇遇」なことを表します。
偶然誰かと再会したり、たまたま考えたことが同じだったりなどの場合に使います。
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この三つの単語のニュアンスの違いも含めて、
以下の会話で確認しましょう。
Ann: Yesterday, I met a friend from elementary school at the supermarket!
(昨日、小学校の友達にスーパーで会ったの!)
Bell: Really? That's such a coincidence.
(本当?すごい偶然だね)
Ann: It was really an accidental meeting.
(本当に偶然の再会だったの)
Bell: I thought your elementary school was quite far away?
(小学校、結構遠かったよね?)
Ann: Yeah, 3 hour ride from where I live now.
(うん、今住んでいるところから車で3時間くらい)
Bell: Then the possibility of meeting that friend by chance must have been really low.
(そしたらその友達に偶然会う確率すごい低いよね)
Ann: Yeah really.
(本当に)
ぜひ使ってみてください(^^)