アメリカの学校〜日本とはちょっと違う避難訓練
こんにちは、高校時代をアメリカで過ごしたSherriです。
今回はアメリカで経験した日本とはちょっと違う避難訓練について書きたいと思います。
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避難訓練の意義
皆さんは避難訓練というと、どういうイメージをお持ちですか?
「面倒…」という方もいるかもしれません笑。
私は、避難訓練はその国の災害や社会問題を知る上で重要だと思っています。なぜなら、その国で実際に脅威になる事柄でなければわざわざ時間を割いて訓練しないからです。
アメリカでは、場所にもよると思いますが、日本のような地震の避難訓練はありませんでした。つまり、地震の脅威はあまりないということですね。
私は転勤族で、日本国内でも何回か転校しましたが、どの学校でも当然地震の避難訓練はありました。なので、アメリカではやらないということに最初は驚きました。
アメリカで私がいたシカゴ地域では、地震の避難訓練の代わりに、「竜巻避難訓練」と「ロックダウン」がありました。
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竜巻避難訓練
アメリカでは日本より竜巻が多いらしく、学校でも竜巻の避難訓練がありました。
竜巻から避難する場所としてベストなのは地下室です。しかし、地下室があるとは限りません。そういった状況でも、まず大事なのはなるべく低いところに避難すること。
私の場合は学校の中でもやや半地下になっているエリアに集まり、姿勢を低くしていました。
特に危ないのは窓なので、窓からはなるべく離れます。
幸いにも実際に竜巻に出くわしたことはありませんが、避難訓練があるくらいですからアメリカではメジャーな災害と言えるでしょう。
ロックダウン
竜巻避難訓練よりリアルに怖いなと思ったのがロックダウンです。
ロックダウンという単語はコロナ禍で広く使われていましたね。ロックダウンとは、何か危険な状況がある場合に建物や該当エリアへの出入りを制限するものです。
アメリカでは、主に銃の乱射事件が想定されていました。
銃を持った危険人物が学校に現れたらどうするかというと、基本は各教室に立てこもり、可能なら鍵をかけます。その上で電気を消し、息を潜めます。
ドアには窓がついていることが多いですから、その窓から見えないように隠れるのがポイントです。窓越しに狙われないようにするためです。
アメリカでの銃の乱射事件は本当に恐ろしいです。一度で何十人も犠牲者が出てしまう場合もあります。だからこその避難訓練ですが、そういった訓練を通してアメリカの社会問題としての銃乱射事件が身近に感じられてしまい怖かったのを覚えています。
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まとめ
今回はアメリカの学校の避難訓練について書きました。
そういった状況に遭わずに済むのがベストですが、いざという時のためにやるのが避難訓練です。
どういった避難訓練があるのかで、その国の災害や社会問題がわかります。
アメリカの私がいた地域では竜巻避難訓練とロックダウンがありました。
もし皆さんもアメリカの学校で避難訓練に参加する機会があればぜひ真面目に参加しましょう!
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