英語学習のお悩み相談〜どうして英語をしゃべれるようにならないのか?
こんにちは、Sherriです。
今回は私が以前開催していた、カフェで英語を話す企画「Cafe de English @ Bunkyo」に参加していた方々からよく聞いたお悩みについて書きたいと思います。
そのお悩みはずばり「どうしてあんなに勉強を頑張ったのに英語をしゃべれるようにならないのか?」です。
これが一番多いお悩みでしたし、こういったお悩みを持っている方だからこそ英語を話す企画に興味を持っていただけたのかなとも思います。
同じようなことを皆さんも思ったことがあるのではないでしょうか?今日はこれについて解説していきます。
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Table of Contents
英語をしゃべれるようにならないのは英語をしゃべらないから
結論から言うと、英語をしゃべれるようにならないのはしゃべらないからです。
鶏が先か卵が先かという話にもなりますが、例えばこれをスポーツに置き換えてみるとわかりやすいと思います。
泳いでもいないのに泳げるようになるでしょうか?いくら泳ぎの理論を学んでも、実際に泳がなければ水泳は習得できません。それと一緒で、英語もいくら学んでも、使ってみなければ使えるようにはなりません。
「でもしゃべれないから英語を使っていないわけで…」という方も多いと思います。
しかし、泳げなくてもまず水には入らなくてはいけません。
そのように、しゃべれなくても、まずはしゃべろうとしてみることが大事ですし、しゃべるしかない環境に身を置いてみたりすることも大事です。
英語学習は筋トレと同じ
私は、英語学習は筋トレと同じだと考えています。
どういうことかと言うと、筋トレの特徴として、「鍛えたい場所をトレーニングする必要がある」ということが挙げられます。
つまり、腕の筋力を鍛えたいのに足の筋トレをしても意味がないというわけです。
同じように、スピーキングを鍛えたいならスピーキングをしなければなりません。いくら読み書きだけを勉強していても、スピーキングをしなければスピーキングはなかなか上達しません。
もちろん、英単語をそもそも覚えなければスピーキングのしようもないので、机上学習も必要ではあります。しかしそれ以上に重要なのが実践です。
例えば、私がアメリカにいた頃のクラスメイトで、スペインから来た子がいました。その子はスペイン語しかできない状態でアメリカに来ましたが、比較的すぐに英語がしゃべれるようになりました。
英語とスペイン語が似ているというのも一因ではあると思いますが、何よりその子はよくしゃべる子でした。
そして特筆すべきは、英語をペラペラとしゃべる割に、あまりしゃべれない日本人よりライティングはできなかったという点です。
スピーキングができるならライティングもできそうですが、そうではありませんでした。このように、スピーキングとライティングは完全に別の分野と思った方が良いです。
スピーキング、ライティング、リスニング、リーディングをそれぞれ別々に鍛えるべき分野として認識した上で勉強に取り組む必要があります!
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英語をしゃべれるようになるためには
ここまできたらもう結論はおわかりだと思いますが、英語をしゃべれるようになるためには、英語をたくさんしゃべる必要があります。
留学する
一番手っ取り早いのは言うまでもなく留学することです。
どうして留学すると英語がしゃべれるようになるのか?それは英語に浸かり、英語をしゃべる機会が豊富にあるからです。
逆に言うと、留学したとしても積極的に現地の方と交流せず、語学学校に通うだけだとなかなか思うように実力が伸びないことがあります。
それはやはり実践が足りないからです。
英会話スクールに通う
留学までは厳しい!という方の選択肢として次に挙がってくるのが英会話スクールだと思います。
こちらを選ぶ時のポイントとしては、「自分が英語をしゃべる機会を多くもてるのか」という点です。例えばクラスの人数が多くて、実際はしゃべるより聞いている時間の方が多かったりすると、効果は薄いかもしれません。
また、なんとなく発言しづらい雰囲気だったり、自分に合わない雰囲気だったりすると、結果的にあまり英語をしゃべれずに終わる可能性もあります。
しゃべる機会がたくさんあり、自分も積極的に発言できそうなスクールを選ぶと良いでしょう。
オンライン英会話を受講する
英会話スクールに通うことよりさらにお手軽なのがオンライン英会話です。
私はカフェトークというオンラインレッスン受講サービスを使っています。
「いつもの生活に世界のスパイスを」をコンセプトに、世界中の講師からオンラインでレッスンが受講できるサービスです
カフェトークとは?, https://cafetalk.com/startguide/?lang=ja
CafetalkのHPはこちら: https://cafetalk.com/
このサービスは英会話に限らず、さまざまなレッスンをオンラインで受講することができます。特徴として、講師は登録制で世界中からさまざまな分野の講師が登録しています。
1レッスン15分から300-500円でも受講できるので、かなりお手軽です。また、一対一で受講できるので必然的にしゃべるチャンスも多いです。
ただし、講師が登録制のため、レッスンの内容や水準は講師によってかなりバラツキがあります。自分に合った講師を見つけるのが大事になります。
友人と英語でしゃべる
お金をかけないなら、友人と英語でしゃべる機会を設けるというのも一つの手でしょう。
私も「Cafe de English @ Bunkyo」は友人と英語を話す場を作ろう!と盛り上がって始めました。
お手軽で、友人と話す機会にもなり、英語も伸ばせるのでオススメです。ただし、相手によっては気恥ずかしくてなんとなく日本語で話して終わる可能性もあります。また、相手も英語のプロフェッショナルではないので訂正してもらったりすることはできないでしょう。
そういったメリット・デメリットを踏まえて検討すると良いと思います。
人形に向かってしゃべる
そして最もコストパフォーマンスが良い…というより無料で、かついつでもできるのは、人形に向かってしゃべる、です。
冗談かと思われるかもしれませんが、本気です笑。
まず大事なのは英語を実際に口に出してみて、口を動かすことです。その目的が達成されれば、極端に言えば話す相手は不要です。
ただ、この方法だとモチベーションを維持するのが大変という方もいるとは思います。逆に、金銭的負担がなく、かつ人に聞かれないので気が楽という方もいると思います。
自分に合っていると思えれば挑戦してみていただければOKです。
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まとめ
今回は「なぜ英語をしゃべれるようにならないのか?」というお悩みについて解説しました。
端的に言うと英語をしゃべれるようにならないのは、英語をしゃべらないからです。英語学習は筋トレと同じです。スピーキングを鍛えたいならスピーキングをするしかありません。
そして、スピーキングの機会を設ける上では以下のようなやり方があります。
- 留学する
- 英会話スクールに通う
- オンライン英会話を受講する
- 友人と英語をしゃべる
- 人形に向かって英語をしゃべる
ぜひご自身に合ったものを選んで挑戦してみてください!